土鍋や陶磁器、耐熱ガラスなどは使えませんが、鉄製・ステンレス製・ホーロー製の鍋は使えます。オールメタル対応のIHなら、さらにアルミ鍋や銅鍋も使えます。
パワフルな熱伝導のIHクッキングヒーターで使用する鍋は、鍋底が変形しない、しっかりしたものを選ぶことが大切。新しく鍋を購入される場合は、一般財団法人製品安全協会認定の「SGマーク」の表示がついた鍋、またはあっせん鍋、をお勧めします。
鍋底の直径は、約12〜26cmのものがベスト!
パワフルなIHクッキングヒーターの熱伝導を効率よく活用するためには、鍋の大きさがポイント。あまり大きすぎると、熱伝導が活かせず、うまく調理できないこともあるので要注意です。加熱面と鍋底がなるべく同じ大きさのものを選びましょう。
鍋底に2mm以上の反りや脚があるもの、
底の丸いものは調理に不向きです。
2mm以上の反り・脚があるもの、底の丸いものは、安全機能が正しく働かなかったり、加熱できない・火力が弱くなる場合があります。
底の丸い中華鍋は、ヒーターの表面に当たる面積が小さくなるため、熱効率が悪くなるのでお勧めできません。
IHクッキングヒーターの機種によって
鍋の選び方も変わります。
耐熱ガラスやアルミ、銅、土鍋(陶磁器)製の鍋は、IHクッキングヒーターでは使えませんが、底が平らであれば、ラジエントヒーターで使用することができます。
最近では、IHクッキングヒーターで使える200V対応の土鍋や耐熱ガラスの鍋も発売されています。
オールメタル対応のIHクッキングヒーターなら、今お持ちのほとんどの金属鍋がお使いいただけます。
ヒーターの種類 | ●使える鍋 | ×使えない鍋 |
---|---|---|
ラジエントヒーター | ステンレス、鉄、鉄鋳物、アルミ、銅、耐熱ガラス、陶磁器製の鍋(土鍋等) | 耐熱性のないガラス鍋やホーロー鍋 |
IHヒーター | ステンレス(18、18-8、18-10)、鉄、鉄鋳物、耐熱ホーロー製の鍋、銅やアルミをステンレスではさんだ多層鍋 | ガラス、アルミ、銅、土鍋等の陶磁器製の鍋(※) |
オールメタル対応IHヒーター | ほとんどの金属製の鍋 | ガラス、土鍋等の陶磁器製の鍋(※) |
※IH用200V対応の土鍋は使用することができます。