サービス概要
地域熱供給サービスは、冷暖房や給湯に必要な冷熱・温熱を熱源プラントで集中的に製造し、地域導管を通じて周辺の複数の建物へ効率的に供給するエネルギーサービスです。 設備の集約と高効率な運転により、省エネルギー・CO2排出量の削減・安定供給を実現するとともに、個別設備の削減による建物スペースの有効活用や都市景観の向上にも貢献します。 さらに、コージェネレーションや蓄熱システム、エネルギーマネジメントと組み合わせることで、災害時の電力・熱・水の供給継続を支え、BCP対策や街区全体の防災性向上にも貢献します。地域熱供給は、これからのまちを支える大切なしくみとして普及することが期待されています。
地域熱供給サービス概要図
高効率な機器をみんなでシェアすることで、割安に・安心して冷暖房を利用
手間のかかる運用と点検・保守は専門家へアウトソーシングして業務効率アップ
導入メリット
省エネ
熱源設備を集約することで、設備容量の最適化と高効率運転を実現し、エネルギーを無駄なく使える仕組みです。建物ごとに熱をつくる方式に比べ、エネルギー使用量が少なくできることで、環境負荷の低減にもつながります。
省コスト
熱源設備を集約することで、導入・更新・運用にかかるコスト低減につながります。
熱供給事業として外部委託することで初期投資を抑え、運転管理の省力化によって長期的な経済性向上が期待できます。
スペースの有効活用
各建物に大きな熱源設備や冷却塔などを設置する必要が少なくなるため、屋上や地下の機械室として使う予定であったスペースを有効に活用できます。建物計画の自由度が高まり、景観や施設価値の向上にも貢献します。
業務効率向上
熱源設備を建物ごとに個別管理する必要が少なくなるため、設備管理にかかる手間や負担を軽減できます。外部の専門技術者による集中管理により、日常業務の効率化と本来業務への集中化を支えます。
防災性向上
コージェネレーションシステムや蓄熱槽などを活用することで、災害時の電力・熱・水の供給継続を支え、BCP対策や街区全体の防災性向上にも貢献します。
安心・安全
専門的な運転・監視体制のもとで熱を安定的に供給できるため、安心してご利用いただけます。重要機器を複数台設置し、バックアップ機能を持たせ一括管理することで、トラブルの予防や異常時の迅速な対応につながり、安定したエネルギー利用を支えます。
紙屋町熱供給事業のご紹介
開発概要:紙屋町熱供給センターは、広島センタービル(広島バスセンター・そごう広島店)の老朽化した熱源設備更新と、地下街整備に伴う冷暖房需要への対応を一体的に進めるために整備されました。あわせて、省エネルギー化や環境負荷の低減、都市機能の向上といった社会的要請にも応えるため、地域熱供給サービスとして導入されました。
広島センタービルに設置している電気式のターボ冷凍機は冷熱を、空冷ヒートポンプチラーは冷温熱を供給し、ガス式の吸収式冷温水発生機と貫流式蒸気ボイラーは温熱を供給しています。

